ecoutières(エクティル)は訪れるべき至高のレストラン
みなさんこんにちは。
金沢にお住まいの皆さんはご存知の方も多いであろう川本紀男シェフ。
彼が新たな出発に選んだのはご夫婦で切り盛りするカウンターフレンチです。
2023/6/4グランドオープンしたecoutières(エクティル)に行ってきました。
細い路地にある駐車場のないお店。
エクティルとは「素材に耳を傾ける」という意味の造語だそう。
まさにそんなお店でした。
お庭の奥に小さなお店が。
店内は大変素敵なカウンタースタイル。
一部テーブル席はありますが、基本はカウンターのようです。
ドアオープン後のウェルカムドリンクはバタフライピーの青がきれいなハーブティー。
生のミントやバジルの香りも爽やか。
ノンアルコールのスパークリングでスタートです。
最初はかぼちゃや紅ズワイガニのスープから。
メギスのフライ。
この一口サイズにどれだけ手がかかっているかわかりませんね。
フィンガーフードもそれぞれに全く異なる味わいが。
本当はお酒がほしい…
人参のムースの上に北海道産のウニ。
濃厚でこれもアルコールが欲しくなりますね。
草だんごのような塩釜。
後ほど登場する野菜メニューです。
旬の短い青ゆずをつかった一皿。
目の前で野菜を細かく刻んで仕上げられる逸品です。
和を感じる素材も多いけど下層のオマール海老に洋を感じます。
シェフのお父様が和食の職人だったそうで、そのルーツとなっているうなぎ。
和洋の融合が美味しい一品。
パンは木箱に入って。
石板のお陰でずっとあたたかいまま、クロモジの香りもたまりません。
子持ちの鮎を川に見立てたソースと波打つ皿で。
こちらが先程の塩竈に包まれていたれんこん。
しっかりハーブの風味が移ったほくほくのれんこんをミルクのソースで。
熊。
深い旨味のあるクマをあっさりしたソースで。
フォアグラや松茸とともにまとまりのよいお味でした。
お魚はスープ仕立て、イカ墨のリゾットなどをそおえて複雑な味わいを一つにまとめ上げています。
お口直しを頂き、メインに。
メインは子鹿のロースト。
柔らかくクセのないお肉は旨味がたまりません。
デザートは三段階という豪勢さ。
巨峰とルビーロマンのゼリー。
秋がプレートに盛り込まれたデザートプレート。
甘味、酸味などのバランスが大変よいです。
最後は手で直接頂くお菓子を。
一つ一つ丁寧にシェフが手掛けた珠玉の品々。
こんなに感動したフレンチは久しぶりかもしれません。
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ecoutières(エクティル)
石川県金沢市北安江2-7-31
Tel:050-5600-6910
営業時間:
[Lunch]
11:30~ ドアOPEN
12:00~ 料理一斉START
[Dinner]
18:00~ ドアOPEN
18:30~ 料理一斉START
定休日:不定休
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いかがでしたか?
ゲストと会話をしながらリラックスムードでゆっくり楽しめる極上のフレンチ。
殆どが県外のお客様というのも頷けます。
石川県の誇るトップシェフを独り占めできるのですから。
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