石川県が擁する重要文化財!江戸時代末期の奥方御殿成巽閣

みなさんこんにちは。
先週に引き続いて兼六園周辺エリアの観光スポットを紹介です。


今回訪れたのは成巽閣(せいそんかく)
前田家13代当主前田斉泰がそのご母堂のために建てた奥方御殿です。


門をくぐると既に力強い庭園が表れます。

奥に成巽閣。
建物内部は撮影禁止となっています。
この日は雛人形や雛飾りなどが展示陳列され、陶器類や籠など、本物のミニチュア番として精巧な作りが見て取れました。
当時の技に舌を巻くばかりです。

ちなみに2箇所だけ庭を望む縁側が開放されています。
お庭のみ写真OK。
2月初旬に訪れたためまだ雪吊りが残っていますね。

天候良く快晴の当日。
小川の流れや小鳥のさえずりが聞こえるうららかな風情が漂っていました。
お庭にも工夫が施されており、小川の流れが聞こえるように作った庭は渓谷をあらわしたものであったり、小川の流れが聞こえない風に工夫した庭もあります。
廊下の板は鶯張りと言って、踏むと小鳥の鳴き声のような音のするものも。
風情を感じる良い文化財でした。

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成巽閣
石川県金沢市兼六町1-2
Tel:076-221-0580
営業時間:9:00-17:00
定休日:水曜日
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いかがでしたか?
館内は文化財保護のためか空調などは一切なし。
その日の気候に合った服装で出かけることをおすすめします。

余談ですが、その後金沢城の石垣を見てきました。

頑健な石垣が地震で崩れた痕を見て取ることができます。
そんな中でも江戸末期の建物が崩れなかったのはすごいことだなと感じました。

<金沢市中心部の情報はこちら>

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